被災地の方たちに、「売り物にはならなくても、まだまだ使えるスクーターがあれば 送ろう」とブログでも声を掛けさせて頂きました。
2台だけですが、ようやく送る事が出来ました。
何処に送ったらいいのかも解らなかったので、オートバイ組合でお世話になっている方で、石巻に親戚がおられる松浦さんにお願いしました。
松浦さんはいつも、しのいサーキットのオフロード&BBQを企画して頂いてる方です。震災後 何度も石巻に物資を運んでいる為に、残念ですが先日の、しのいのイベントが中止となったわけです。
と言う訳で石巻で被災され全ての商品が流された、車屋さん(バイクも扱う)にお渡ししました。
とても喜んでいただいたそうです。
いつまで動いてくれるか解りませんが、がんばって役にたってくれよ!2台のスクーターよ!
そして、バイクを提供して頂いた方に・・・・本当にありがとうございました。
双葉町のかた1200人は、既に加須市への移動を済ませております。
市に問い合わせたところ、ボランティアの数と支援物資は、間に合っているそうで、今のところは受付してないとの事です。
双葉町では、旧騎西高校に役所の機能を移転させ、早い段階での自立の為の活動をしているそうです。
我々からの、応援、救済の意向は役所のFAXにて受け付けているそうです。
「こんな事なら出来ますから、必要な時は言ってください」といった応援の中から、必要なモノに対して要請が来るということです。
FAX番号 0480-73-6926
問い合わせメールアドレス kono_e@town.futaba.fukushima.jp
初めてのボランティア参加で充実感と更なる任命感を感じ、午後からもボランティアの列に並びました。
午前中の厳しい作業よりは随分と楽なモノだった。それは体力的な事ではなく精神的にでした。
依頼主は笑顔で迎え、逼迫した状況でもなく、いわゆる水害で汚れた壁などの掃除などだでした。それでもボランティアは全力で作業します。同じように手を休める事無くきっちりと2時間やりました。
午前中と午後では、まるで違う状況を作業でした。
でも、ボランティアに重いも軽いもなく、被災者のニーズはそれぞれ違って当たり前なのだと思います。
これをしたかったとか、これなら出来るというこちら側の都合は関係なく、その考えを押しつける事ではないのです。
それは見方を変えれば今回バイクでの充分な活動が出来なかったからと悲観する事はなく、むしろ、、待機しているから必要な時は要請して下さい。と言うメッセージの発信する事はニーズ主体の考え方であり、それが本来のボランティアの精神と言えると思います。
今回災害ボランティアネットワークと言う業界団体と一般ボランティアに参加して感じた事は、いろんな人達と救済と言うひとつの目標に向かった事です。
キャンプでは神谷さんと言うMFJのトップレベルの人や、サイクルロードイトーの社長さんにボランティアや業界のいろんな話を聞かせて頂いたこと、福島原発の10km範囲に住み自ら被災者でありながらこの活動に参加している方や、新潟中越地震にバイク隊で一番長く2週間に及ぶ活動した方の体験談を聞いたこと。
そしてMFJ,NMCA,事務局の方とも真剣にボランティアを考えて、たくさん勉強させていただきました。
そして、一般のボランティアにも参加して、被災者の為にと泥だらけになって作業した事。
・・・・全てが自分の為になった。・・・・
ボランティアは、実は受ける人の為よりも、やる側の人の為なのかもしれない。
少なくとも今回のわたしは、ひとにやってあげた事より教えていただいた事の方が大きかったと思う。
帰りの道路沿いでバイク屋が目に入った。ズラーッと並んだバイクの後ろのウインドには「がんばれ東北!負けるな俺たち!」と書いてあった。
いくら人を応援しても、自分が負けちゃーダメって言う事。・・・・・・・誰でも。
ボランティアの仕事は様々だが、今回の災害の特徴は津波の災害だから、浸水した家具の片付けや土砂の排出(ドロかき)がいちばん多いニーズだ。
”ドロかき、片付け”を志願し12名のチームでニーズの家に向かう。
見ず知らずのガレキの山が、庭を覆っている。
到着していきなり心打たれた。ひとり暮らしの老人に何も出来るワケがない。
依頼した家主(おじいちゃん)は庭のガレキの中でしゃがんで小さくなっていた。
到着した私たちを見て、泣きながら・・何か言っている・・・訴えるようにずーっと、ずーっとしゃべり続ける・・・・泣いているせいか、感謝されてることか、それ以外の事かはわからない・・・・・
12人のボランティアはすぐに「ドロかきと荷物出し」に取り掛かる。リーダーが各部屋を指示をする。
ボランティア作業する時間は一回2時間と決められている。 「せっかく一日やろうと思って来たのにその程度か」と思っていた。・・・・
とんでもなかった!みんながいきなり全力で取り掛かる。休まない。いきなり全力で2時間はヤバイ。
一時間前には他人だったのにここでは、目を合わせ、息をあわせて重い荷物でも動かせる。最小限の言葉だけが交わるだけ。
全てが水を含んでいる。滑る床での作業で転ばないように足腰にチカラが入る。ケガをする訳にはいかない。足手まといになってしまうから。
張り詰めていてチカラ強い空気。みんながひとつになっている。 カメラを出して作業してる写真を撮る事 などとても出来ない。そんな事するならスコップを一回でも多く振れ!と言う空気。
さっきの依頼者の涙が みんなをより強固なモノにしている事は間違いない。
2時間の間で5分の休憩以外、12人の全力の作業。そして何とか一段落がついた。
最後におじいちゃんは「今は避難所にいるけど、ここでまた暮らせそうだ」と少しだけ表情が和らいだように見えた。
ボランティア・・・・
高校生も先生も新潟から来たフリーターも 東京から来た社長さんも・・・・
自分も、ここでは みんな・・・同じ・・・大きさなんだ、と感じた。
31日に仙台のSUGOサーキットをベースキャンプとしている災害ボランティアの活動に合流した。
仙台空港には自衛隊と警察しかいない。
がここまでも問題なく入って来れるくらい道路事情は良い。
遠征して来るまでの東北道の方が損傷はあったかも・・・・
仙台市や山元町から活動依頼があったが、依頼側の対応も二転三転し結果として機動力をフルに生かした活動が出来たとは言えない。
直下型の新潟地震と明らかにちがう。寸断された道路はないようだ。
災害はみんな同じではない。バイクでないと出来ない事はある,のも確か。
だがバイクのボランティアで出来るカ・タ・チ を決めることはナイ。
求められている事はたくさんある。
考えなければならない事もたくさんある。
これからも がんばりましょう。「神、」様!
災害ボランティア
「何かをしたい」・・・・現地の情報が流れる度に、その気持ちは募っていく。
個人のボランテイアは増えつつあるが、その現状は、ボランティアでありながら食糧や、泊る場所も考えずに、現地の被災者を助けるどころではない状況が多く見られるようだ。
現地では、燃料が不足していて支援の為に機動する事が出来ないのが現状
ボランティアに行くのなら、自分の食糧から宿泊をする術、全部を自己責任で出来なければならない。
東北地方は今でも朝方は氷点下になる事があるという。テントで寝るのは当然厳しい。もちろん電気もない。
道路は凍結も考えなければならず、バイクなどでの移動は困難を極める。
とにかくボランティアに行くには、自分ひとりで”何もない状況”でも生活出来る事が大前提だ。
そして初めて、被災者を援助出来るのだ。
そうした事を、良く分かった上で、判断しなければならない。
被災地では、どんな物が必要とされ、不足しているのだろうか。
我々には何が出来るだろうか。
実際に被災地の同業の方からは、スクーターやバイク、修理が可能ならどんな物でもいい。と言う要望があったらしいです。
・・・・それなら協力が出来るかもしれない。
被災地に贈らないまでも、加須市(旧騎西)に避難に来る人達のアシに使ってもらえるかもしれない。
このブログを見て頂いてる方やお友達で納屋で眠ってるバイク無いでしょうか?
普通に走るけど、外見がヒドイとか、カウルボロボロ等、機関に問題がないのが良い。
暫らく乗ってなくてエンジンが掛からないのはオッケー。
こんなカンジとか ↓
連絡もらえれば、取りに行きます。
おねがいします。
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